File#04-あとがき

このAFインタビュー連載は今年6月からスタートしました。
それから・・約半年。
今年の最後“トリ”を飾るのは・・ふくだのりゆきさんです。
以前より、ふくださんの発信されているSNSを通じてアニメ現場への質問箱、労働問題などに関するコメント、後続への指南がとても参考になっていました。

アニメ業界には現在二つの「協会」なるものが存在しているようです・・
「ようです・・」と言うのは、わたしも実際にどんな活動をしているのか?どうやって運営しているのか?
業界内でどんな位置づけなのか??・・よく知りません。
それは、現場で働いている大多数のアニメーターにとってはおそらく「遠い」印象です。
実はアニメ業界に入った(フリーで仕事を請け始めた)矢先は右も左もわからず、情報収集の足しにアニメ協会なるものにとりあえず入会してみました。
はじめてジャニカ総会に出席した後、先輩方である中堅アニメーターから聞いた「噂話」がずっと、ひっかかっていました。

その件(ジャニカ騒動)の疑問を・・ここぞとばかり、ふくださんにぶつけてみました。(ふくださん、すいませんーw)
とは言え、こちらで公開記事にするかどうか?・・は悩みました。

ただその経緯を知り、ふくださんの言葉を借りると・・
“アニメーターのこれから 業界のこれから を思う気持ち”
からアニメーター協会を立ち上げ、その理念を守ろうとして尽力された「先達の心」をわたしたちは忘れませんように・・。

さて、ふくださんはブログの他にもメルマガ「アニメーターとして生きる」を配信されています。
面白いです。。。おすすめです。

その中で好きな一説を紹介します。

ハッキリ言ってアニメーターは社会からつま弾きにされた者の吹き溜まりです。
「そこまで卑下しなくても・・・」と仰る方も多いと思いますが、一見まともに見えても言葉遣いがおかしかったり、電話対応が出来なかったり、金銭感覚がおかしかったり、独善的だったり・・・etc。
アニメーターを語る時、よく思い出すのはSFアニメ「地球へ」という作品の中に出てくる「ミュウ」です。
物語上、彼らは特殊能力と引き換えに必ず身体的欠陥があるという設定です。
まさに、アニメーターを始めとした絵描きがそうです。欠落したものの代わりに特殊能力を得ているのです。逆を言えば欠落しなければ得られない能力とも言えるわけです。絵描きの件はSFではなく紛れもない事実であり、目を背けては生きていけません。
私が主張したいのは、その件を考慮した環境作り、システム構築が必要であるという事です。ただ単に一般企業と同じにすればいいのではないという事をアニメ業界内外に熟知してほしいです。

はい。大いに共感し、、だからこそ、アニメーターっていいな♪
・・と思える今日この頃です(笑)

それでは、皆さま良いお年を~~ヽ(´▽`)/
来年もこの「アニメーターズファイル」が存続しますよう・・合掌~( ゚Д゚)(*´人`)

文責・さとう沙名栄 (2019/12/26)